筋・筋膜性疼痛症候群とは
(MPS=Myofascial Pain Syndrome)
筋肉や筋膜の過度な緊張や筋硬結(筋肉のしこり)が原因となり、痛みをはじめとするさまざまな不調を引き起こす状態です。
痛みが生じる仕組み
筋肉や筋膜に負担が蓄積すると、組織の内部に硬いしこりが形成されます。
さらに状態が進行すると、その硬くなった組織のしこり(トリガーポイント)が神経を刺激し、痛みが生じます。
検査では見つかりにくい理由
筋肉や筋膜の異常は、レントゲンや MRI などの画像検査では確認しにくい特徴があります。
そのため、病院で検査を受けても「異常なし」と診断されることがあり、痛みの原因が特定されないまま対症療法にとどまるケースも少なくありません。
近年は研究が進んでいる分野ですが、まだ十分に認知されているとは言えないのが現状です。
なぜ慢性化するのか
本来、筋肉の緊張は休息によって自然に緩和されます。
しかし、
- 長時間の同じ姿勢
- 繰り返しの動作
- 慢性的な疲労
- 精神的なストレス
などの負担が続くと、筋肉は緊張したままの状態となり、血流が低下していきます。
やがて身体はその状態を記憶してしまい症状が慢性化します。
症状の改善には、単に痛みを和らげるだけでは不十分です。
痛みの原因となっている筋肉や筋膜の過緊張、血流低下や循環不全を的確に捉え、正常な状態へ導いていくことが重要です。
筋肉や筋膜の状態は、身体全体の動きや機能に大きく関わっています。そのため、根本的な改善を目指すには、原因に対して適切にアプローチすることが大切です。
筋硬結・トリガーポイントが
引き起こす症状
痛み・動きの制限
- 疼痛(運動痛・自発痛)
- 関節可動域制限
- 筋力低下
平衡感覚障害
- めまい、ふらつき
- バランス感覚の低下
呼吸機能障害
- 呼吸が浅くなる
- 胸まわりの緊張を感じる
内臓機能障害
- 消化器系の不調
- 泌尿器系の不調
- 婦人科系の不調
循環障害
- 冷えやむくみ
- だるさ
自律神経機能異常
- 自律神経の乱れ
- 睡眠が浅くなる
- 気力の低下
MPSは筋肉・筋膜の緊張が原因で
起こる疾患です。
当院では状態を丁寧に確認し、
施術を行ってまいります。